ごく普通の日常を最高のものにするために、日々試行錯誤しながらつづるブログ。

"生きる"ってなんだろう?

人生観、仕事観、恋愛観・・・自分の人生を最高なものにするために試行錯誤しています。

俺は周りとは違うかも?

そう思ったのは、中学生のとき。

 

「好きな女の子のタイプは?」

この質問。多くの人にとってはごく普通の質問。みんな、髪の長い子、目が大きい子、年上とか年下とか、いろんな答えがあった。

でも、俺は何か違和感を感じた。

 

「好きな『男の子』じゃダメなのかな?」

 

って。

 

でもこれって、多分、気の迷い。

俺はこれからきっと、女の子を好きになるときが来るんだ。大丈夫、きっとその時がくる。

そう思った。

 

そんなとき、彼女ができた。

告白は向こうから。自分のことを好きになってくれて、素直に嬉しかった。それから、何回かデートした。

確かに、一緒にいると楽しい。話も尽きない。すごく充実してる。

でも、何かが違う。

手をつなぐのはすごく抵抗があったし、キスもセックスもしたくなかった。

 

なぜ?

 

連日悩んだ。思春期のカップルらしくない。自分は何かがおかしい。

結局、そんなことが察されたのか、別れてしまった。

 

一方で、

同級生の「男の子」には違う感情があった。

周りのみんなが好きな子に対して抱く、あの感情。

その子のことがすごく好きだった。格好良くて、頭が良くて、すごく輝いてた。あの子と付き合えたら・・・

でも、そんなことを打ち明けられるわけもなかった。

保健の教科書には、

「思春期になると、『異性』のことを意識し始めるようになります」

って書かれてた。

誰もがスルーしてきた記述だけど、俺にとっては残酷な記述だった。

教科書は絶対正しい。正しいことしか書いてない。俺が間違ってる。

じゃあ、どうする?

 

こうして俺は思った。

 

「嘘をついて生きていこう」

 

って。

 

女の子が好きだ、っていう嘘を。

 

キョロちゃんクンのLGBTライフの始まり。